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1908年に初めて発表されたロイヤル コペンハーゲンのイヤープレートには、デンマークのさまざまな名所が登場しています。
106枚目となる2013年版イヤープレートにも、デンマークを代表する名所の数々が登場しています。その名所を、それぞれ実物の写真でご紹介いたします。
コペンハーゲンに行った気分で名所めぐりをお楽しみください。
人魚姫像[Den Lille Havfrue]
旧証券取引所[Borsen]
コペンハーゲン市庁舎[Radhus]
ロイヤルヨット[Kongeskibet Dannebrog]
フレデリクス教会[Frederiks Kirke]
ラウンドタワー[Rundetarn]
救世主教会[Vor Frelsers Kirke]
人魚姫像[Den Lille Havfrue]デンマークの人気スポットのひとつランゲリニエ埠頭、コペンハーゲン港に人魚姫の像があります。この像は、ハンス クリスチャン アンデルセンによる同名の物語から生まれました。1909年、カールスバーグ醸造所の創立者の息子カール ヤコブセンがバレエとなった人魚姫を鑑賞し、感銘を受け、その美しい人魚姫の像の制作を彫刻家エドゥヴァルトエリクセンに依頼しました。完成し公開されたのは、1913年8月23日のことです。以来、人魚姫の像は多くの人を魅了し2013年で100周年を迎えます。※人魚姫の像は、1962年版のモチーフにもなっています。写真提供:©VisitDenmark
 
旧証券取引所[Borsen]クリスチャン4世の命によって1925年に建てられたオランダ・ルネッサンス建築の傑作のひとつとして評され、尖塔には神話の世界で商業を意味する4匹の竜が尾を巻いた形になっており、国王自身のアイディアをそのままに実現したと言われています。また、コペンハーゲン市内の建造物に良く見られる美しい緑青と赤い煉瓦のコントラストが見事です。1974年までコペンハーゲンの株式取引所としてその役を果たし、当時現役としては、世界最古の証券取引所でした。※この証券取引所は、1988年版、2008年版にも描かれています。写真提供:©Thomas Nykrog/VisitDenmark
 
コペンハーゲン市庁舎[Radhus]コペンハーゲンの中心に位置する市庁舎は、1903年に建てられ6代目となります。デンマーク古来の建築と北イタリアのルネサンス様式が取り入れられた中心街最大の建物のひとつ。	また、コペンハーゲンで最も高い110mの塔からは、素晴らしい光景が見渡せます。正面入り口近くにあるイエンス オールセンの世界時計は、13もの時計を同時作動して地球上全ての時刻と一連の天文時刻を示しています。この市庁舎のある広場からコンゲンス ニュートウ広場まで全長12kmに及ぶ歩行者天国「ストロイエ」が延びており、いつも多くの人々で賑わっています。※この市庁舎は、1988年版、2008年版、2011年版にも描かれています。写真提供:©Ted Fahn/VisitDenmark
 
ロイヤルヨット[Kongeskibet Dannebrog]デンマーク王室の帆船ダンネブロ号は、人魚姫の像があるランゲリニエ埠頭の傍らに停泊しています。ダンネブロ号は、1932年5月26日に初めて旗を揚げました。現在でもロイヤルファミリーが海外へ公式訪問する際に使用されており、以来40万海里以上航海しデンマークをはじめ、グリーンランド、フェロー島のほとんどの港を訪れています。また、ヨーロッパの港やフランスにも多く訪れています。ダンネブロとはデンマークの国旗をさし、帆船の船頭や船尾に掲げられています。写真提供:©Cees van Roeden/VisitDenmark
 
フレデリクス教会[Frederiks Kirke]デンマーク王室の居城、アマリエンボー宮殿の正面に位置するフレデリクス教会。フレデリック5世の企画の下にアマリエンボー宮殿と共にこの教会が建てられるはずでしたが、1754年に彼が亡くなると引き継いだ建築家がより高価でクラシックな教会へと計画を変え、高価はノルウェー産の大理石を使うことで費用がかさみ建築は中断、その後100年を経て1894年に北欧最大の中央教会として落成されます。天井には十二使徒が描かれ、ドームの周りには聖書にちなんだ16の像が立ち並んでいます。※この教会は、2008年版にも描かれています。写真提供:©Jorgen Schytte/VisitDenmark
 
ラウンドタワー[Rundetarn]1642年、クリスチャン4世により階段の代わりに209mもある螺旋廊下が35mの高さの塔内を巡る円塔が建てられました。1716年、ロシアのピョートル大帝がこの塔を訪れた際、エカテリーナ妃はこの螺旋廊下を馬車で一気に駆け上がったと言われています。屋上に上がるとコペンハーゲンの街並みや尖塔を見下ろす素晴らしい光景が広がっています。国王のもとの考えは、この塔を天文観測所として建てており、現在でも大望遠鏡が一般公開され、星の観測ができます。※このラウンドタワーは、屋上からの風景を1988年版に、タワーは2008年版に描かれています。写真提供:©VisitDenmark
 
救世主教会[Vor Frelsers Kirke]1696年に建設されたこの教会は、バロック様式の螺旋状の尖塔は、完成から約50年経ってから新たに付け加えられました。その尖塔には、400段以上の階段を使って上がることができます。この教会のあるエリアは、クリスチャンハウンと言われ中心地の対岸に建っています。※この教会は、1917年版、1988年版、2008年版にも描かれています。写真提供:©Preben Elder/VisitDenmark