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― その青は藍より青く ― ブルーパルメッテ発売15周年記念 特別限定品 ブルーパルメッテ プラチナム

ブルーパルメッテ シリーズ発売15周年を記念し、日本の皆様への感謝をこめて、特別限定品Blue Palmette Platinum<ブルーパルメッテプラチナム>を発売いたしました。

2004年に発表され、日本で広く親しまれているBlue Palmette<ブルーパルメッテ>シリーズは、世界遺産にも登録された強固で独特な文化をもつ和食の伝統と、家庭でも世界各国の料理を豊かに取り入れる日本の食文化を重視して、当初日本限定で誕生したシリーズでした。
東洋と西洋のダイニングスタイルを融合させ、バリエーション豊かな食卓を実現するこのシリーズは、日本古来の縄手文様を生かしたレリーフに、伝統のブルーフルーテッドのパターンから派生したパルメッテ(棕櫚)のモチーフを爽やかに手描きしています。
現在ヨーロッパを含めて、世界的な人気を得るに至りました。

Blue Palmette Platinum<ブルーパルメッテプラチナム>は絵付けの仕上がったピースの最後の工程で、独自の技法で縁にプラチナを施し、輝きを生かすやや低めの温度で焼成します。
陶磁器の肌でプラチナがまろやかにきらめき、縁のレリーフに配された伝統の波のモチーフがよりいっそう鮮やかに引き立ちます。
このシリーズのプラチナム加工は2017年日本・デンマーク国交150周年記念で初めて制作しましたが、復刻への強い希望を踏まえ、前回のコレクションにふさわしいアソートメントを加えて、このシリーズアニバーサリーの機に、再度、限定数製作いたしました。

青は、平安時代以前から日本でも広く貴ばれてきました。晴れた日の海の色をあらわし、その晴れやかな空を“仰ぎみる”明るい心象を「青」と称したとも伝えられます。
かつて「瑠璃」と呼ばれたラピスラズリよりも、古代日本の最初の記録に見られる縹色よりも深く、鮮やかなロイヤルコペンハーゲンのブルーは、余白を生かしたブルーパルメッテパターンで軽やかな曲線を描いています。
その青は藍より青く、磁器の肌よりも白いプラチナが二つとない存在感を与えています。

特別限定品 ブルーパルメッテ プラチナム