BLACK FLUTED HALF LACE

今春、ロイヤル コペンハーゲンから 2 つの新しいブラック コレクション「ブラックフルーテッド ハーフレース」「ブラック レース」が暖かな春の日差しとともに登場します。時代を超えて愛されるブラックとホワイトのコンビネーションで優美に彩られたポーセリンは、控えめながらもエレガントさ極まる美をテーブルにもたらしてくれます。

THE
INTRODUCTION OF A NEW CLASSIC

2 つの新しいブラック コレクションは、ロイヤル コペンハーゲンの長い歴史から生まれたクラシックを再解釈したもの。アートディレクターのアーノルド クローにより、1775 年から生産されていたクラシックなパターンであるブルーフルーテッド プレインのコレクションを改良・さらに昇華させようとして1888年に誕生したコレクションがブルーフルーテッド ハーフレースで、凹凸で表現されたレースの縁取りが象徴的なハーフレースがあしらわれています。ティーポットのハンドルをのんびり横切る小さなカタツムリや、蓋のカタツムリの殻など、愛らしいディテールが華を添えます。

ONE TRICKY COLOUR

手描きによるブラックの絵柄は、時に大胆に、かつ洗練されたエレガンスという印象を与えます。このブラックという色自体は、実はロイヤル コペンハーゲンにとって目新しいものではありません。繊細なポーセリンを焼成するために必要な高温に耐えることができる色の調合は非常に難しく、黒色の彩色は職人にとって長年難題であったのですが、クラフツマンによる試行錯誤を経て、2006 年にブラックフルーテッド メガが発表され、この時に最初のブラックのコレクションが登場しました。

BLACK LACE

1888年にブルーフルーテッド ハーフレースが誕生したちょうど90年後の1978年、アーノルド クローによるハーフレースのパターンをベースにした新しいコレクションが発表されました。それが、エレガントなレースの縁取りのみがあしらわれた、余白の美をたたえるプリンセス コレクションです。このプリンセス コレクションが、精緻な手描きで描かれたブラックを纏い、タイムレスなクラシックとしてロイヤル コペンハーゲンの「ブラック レース」としてコレクションに加わります。 ​

THE HISTORY OF THE COLOUR BLACK AT ROYAL COPENHAGEN

1775年にロイヤル コペンハーゲンが開窯した当時、ハンドペイントの主要のカラーはブルーでした。繊細なポーセリンを焼成するために必要な高温に耐えることができる色の調合は非常に難しく、黒色の彩色は職人にとって長年難題であったのですが、クラフツマンによる試行錯誤を経て、2006 年にブラックフルーテッド メガが発表され、この時に最初のブラックのコレクションが登場しました。

THE CRAFT

ブラック レースは、ブルーのハンドペイントでもお馴染みのアンダーグレーズという技法で描かれています。技法は同じであるものの、ブラックは難しい作業なのです。

A CONTEMPORARY COMBINATION

ブラックフルーテッド ハーフレース コレクションは8種類、ブラック レースは7種類のアイテムで構成されます。コレクション縛りでも、ブラックフルーテッド メガやロイヤル コペンハーゲンのホワイト コレクションとミックスしても美しさ際立つブラック コレクションはひときわモダンで、今日の北欧の美学を体現したコレクションと言えます。