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一輪挿しで作る花のある暮らし【保存版】

一輪挿しのすすめ

生活が気品と落ち着きに満ち溢れたものになるライフスタイルとして花のある生活があります。そこで飾る花はボリュームがあるからこそ映える、そう思う方も多いでしょう。確かに花束はきれいで、豪華さも感じます。しかし、一輪挿しには品の良さがあります。たった一輪でも、その品の良さが存在感を放つのです。一輪挿しをインテリアに取り入れて欲しい理由は3点あります。

・部屋の品格を上げる

花のない部屋に、一輪挿しを飾ってみると、雰囲気はガラリと変わります。小さくて、一輪しかない花でも、その存在感は抜群です。花が一輪あるだけで、部屋の上品さが増します。
朝日に当たった花、夜の小さな光に輝く花、どれも魅力的です。部屋が殺風景だと感じるのなら、そこに華やかな彩りも与えてくれます。
部屋の品格を上げ、パッと明るい印象にしたいのであれば、まずは一輪挿しを置いてみてください。部屋のグレードが変わるはずです。

・自然のエネルギーを感じる

一輪挿しを飾ることで、ストレスや疲労にも効果的とされています。フラワーセラピーという言葉があるように、花を見ることで、リラックスするときに出る脳波のα派が出るのです。
つまり、花のある生活には癒しの効果があります。見ることはもちろん、花の良い香りを嗅いでも、なんだか心が落ち着きますよね。自然のエネルギーを感じながら、心のリラックスにも繋げることができます。
気分が上がらないと感じている方も、一輪挿しを生活に取り入れることで癒されることでしょう。

・四季を感じながら気軽に続けられる

色とりどりの花を飾るときれいですが、花の種類を揃えるのが大変です。毎回購入していると費用もかかってしまい、なかなか手軽には続けられません。
しかし、一輪であればお花屋さんで選ぶ花も当然ながら一つです。お気に入りを見つけてもいいですし、季節が変わるごとにお花を変えていくのもいいですよね。
四季を感じるという豊かな楽しみ方ができます。この手軽さというのが一輪であることの最大の魅力でしょう。

一輪挿しは生活の質を上げたい場所へ飾る

一輪挿しはどこに飾るといいのでしょうか。それは家の中で“生活の質を向上させたい場所”です。眠りに着くとき、食事をするときなど、時間をより豊かにしたい空間がおすすめです。ここでは各空間どのようにライフスタイルが変化するのかご紹介します。

・玄関から気品を

まずは玄関です。家に入って一番初めに目に入るもの、これを一輪挿しにしてみましょう。玄関はまさに家の顔です。
そこに花があるだけで、訪問された方からも「この家はきちんとしているのだろう」、そんな風に思ってもらえるかもしれません。玄関のお花を枯らさずに丁寧に手入れをしている、その余裕さが自然と伝わるでしょう。
家族も花を見てから外出し、花を見て帰宅する、そんな流れの中で一日を過ごせます。素敵ですね。玄関に一輪挿しを置くことで、まるで家全体が気品に包まれているかのようになります。家に来る方をお花でお出迎えをしてみてはいかがでしょうか。

・ベッドサイドで落ち着きを

最近ベッドに入ってもあまり心が休まらない、そんな方はベッドサイドに一輪挿しを置いてみましょう。
きっとリラックスしたムードの中で睡眠につくことができますよ。睡眠は健康を保つ上でも非常に重要な時間ですね。
花のエネルギーを感じ、香りの中にいることで気持ちを休めながら眠ることができます。
ベッドサイドにおく場合は、部屋全体がウッド調であったり、暖かい雰囲気の空間だとより良いですよ。部屋に一輪挿しが溶け込んで、自然とマッチしていくことでしょう。落ち着いた部屋で一輪の花と共に眠りについてみませんか。

・ソファーの近くで癒しを

一輪挿しを置くならば、ソファーがあるリビングもおすすめです。ソファーの傍に置かれたローテーブルの真ん中に一輪挿しを置けば、そっと花が私たちを見守ってくれているように感じます。
その場合、花の周りにあまりモノは置かないようにしましょう。ごちゃごちゃした場所だと、花が映えにくいからです。
一輪挿しに存在感を持たせてあげるように、ローテーブルの中央にどんと、飾ってみましょう。リビングは家族がくつろぐ場所です。花を見ながら過ごすことで、自然と家族の間にも笑顔が生まれることでしょう。一輪挿しに癒されながらリラックスしてみてください。

・ダイニングに彩りを

みんなでご飯を食べるダイニング。ここに一輪挿しを置いてみると、まさに食卓に彩りを添えてくれます。
食事と共に置かれる花は、まるでレストランのようですね。ダイニングではぜひ色味に気を使ってみてください。花の色、食事の色、部屋の色、それらの相性が良いと、格段に雰囲気が上がります。
例えば、シックで落ち着いた部屋に、桃の花、そして和食が並べばそこはもう、ちょっとした料亭に早変わり。ウッド調の部屋にヒメジョオンを飾り、並ぶ食事はピザやグラタン。どこか海外のレストランのようになりますね。お花の色味や雰囲気と、部屋のイメージを合わせることで、より完成度が高くなります。友人を招くときなど、気を使いたい場所のひとつですね。

一輪挿しの選び方

一輪挿しも種類が豊富で迷ってしまいます。せっかく色々な花を楽しむのであれば、どんな花にも合う一輪挿しが欲しくなります。なかなか都合のいいものはないと感じるかもしれませんが、ポイントを抑えればどんな花にも合う一輪挿しが見つかります。

・花瓶の色は白を

花瓶の色は白を選びましょう。なぜなら白の花瓶はどんな花にも合うからです。
真っ白でなくとも構いません。白をベースにした花瓶は、花をしっかりと引き立ててくれます。つい派手だったり、かわいい花瓶を選びがちですが、一輪挿しの主役はあくまでも花です。
花が映える一輪挿しこそ、使いやすい花器と言えます。合わせやすさを重視するのであれば、ぜひ白がベースの花瓶を選びましょう。

・花瓶は陶器を選ぶ

花瓶の材質もさまざまです。最近ではプラスチックのものや、ガラス製の花器がありますが、おすすめは陶器の花瓶です。
陶器の花瓶は、部屋の雰囲気を格上げしてくれます。一流のホテルを思い浮かべてみてください。ロビーや部屋に飾ってある花瓶は陶器のはずです。やはり陶器の花瓶は高級感がありますよね。
ガラス製も透き通っていてナチュラルな雰囲気がありますが、生活の質を上げるという意味では陶器が一番です。花も選びませんし、何より花をワンランク上げてくれるような、そんな材質です。

・和も洋も合う花瓶を

 花は和のイメージもあれば、かわいらしい洋風なお花もありますね。和と洋は正反対の印象を抱きます。
白い陶器の花瓶を選んだけれど、無地だと味気ないという方も、柄をしっかり選べば、和洋どちらの雰囲気にも合う花瓶が見つかります。
それはやはり主張しすぎない柄であることです。さりげない品の良さを感じる花瓶を選ぶことで、どんな花でも合うでしょう。たとえば、描かれている線が細い、華美な色を使っていない花瓶です。
どんな花にも合う一輪挿しを見つけられれば、花のある生活がより楽しくなるに違いありません。

一輪挿しのおしゃれな飾り方

一輪挿しを飾るといってもセンスが問われる気がして、難しいですよね。どのように飾るとおしゃれになるでしょうか。そのポイントは5つあります。

・絵画で印象的に

 ぜひ大きな絵画の傍に一輪挿しを飾ってみてください。大きな絵と飾ることで、インテリアのインパクトが増します。
その際はぜひ空間の使い方に注意してみてください。絵の大きさと、花の大きさ、そのバランスが大切です。周りには何もおかず、絵と花だけになるよう、空間を贅沢に広く使ってみましょう。
そうすることで、すっきりして、目に入る情報が大きな絵と、一輪の花だけになりますよね。印象的になり、家の中で一番見せたい場所に変わります。

・置物や小物でかわいくまとめる

一輪挿しを飾るときには動物や、小さな置物と一緒に飾るのもおすすめです。お正月シーズンは干支の置物を一緒に並べてもいいですし、どこか旅行に行ったときにお気に入りの小物をゲットしてきてもいいですね。
小物と一輪挿しを合わせることで、ちょっとした物語が始まりそうな雰囲気になります。
かわいらしくまとめたいのであれば、インテリア小物を合わせてみましょう。小物は置きすぎず、コンパクトにまとめてしまうのがコツです。

・スツールに乗せて贅沢に飾る

スツールをご存知ですか?小さな椅子のような台ですが、お花を飾るのにぴったりです。
一輪挿しを乗せる専用のスツールを用意して、お花をメインに、贅沢に飾ってみてはいかがでしょうか。部屋のちょっぴり寂しい場所に置いてもいいですし、ソファーの横など普段から目にする場所に置いてもいいですね。
そこで気にしてほしいのは高さです。背の高い家具がある場合、その両脇には背の低い家具を置くことがポイントです。片方は背の低いスツールにしてみましょう。背の高い家具を挟むことで、三角形になります。
そうすることで、バランスが良く見えますよ。スツールに乗せる場合は高さを意識して、飾ってみてください。

・お気に入りの写真に合わせて

家族旅行の写真、結婚式の写真など、お気に入りの写真を写真立てに飾り、その横に一輪挿しを添えてみてください。その写真が生き生きしてきます。
海の写真なら隣には夏のお花を、入学式の写真なら春のお花を、というように写真の季節と花の季節を合わせます。一気に季節感を感じるインテリアになりますね。
お花を変えるときに写真も一緒に選ぶ。そんなことが日常になると、昔を振り返るきっかけにもなって家族の交流も生まれそうです。お気に入りの一枚とお気に入りのお花を合わせてみましょう。

・テーブルランナーで雰囲気を変える

テーブルランナーというインテリアグッズがあります。テーブルの中央部分に敷く布のことです。
テーブルを仕切るようにして敷かれる布の上に一輪挿しを飾ってみてください。誰かを招いておもてなしをするときには、もってこいです。このテーブルランナーを変えるだけで部屋の雰囲気も変わりますから、簡単な模様替えにもなります。
テーブルランナーの柄や色にはどんな花が合うかな?と考えながら選ぶのも楽しそうですね。手軽に室内の雰囲気をラグジュアリーに変えてくれるアイテムです。

一輪の花を長持ちさせるコツ

・毎日のお手入れで心もきれいにする

 せっかく一輪挿しを買ったのならば、花は長持ちさせたいですよね。どうしたら長持ちするのか。それは毎日お手入れをすることです。
特に水替えは毎日おこないたいです。水の中はだんだんと細菌が増えていきます。そのため、水替えをこまめにおこない、きれいな水を花に吸ってもらうことで長持ちします。
毎日交換していても、花の枯れるスピードが速いと感じたら、吸い込む茎の部分を少しカットしてみてください。新しい茎の部分から水を吸い、長持ちするようになります。
このように毎日お花の様子を見て、お手入れをすることで花と向き合う時間ができます。
お花がきれいになることはもちろんですが、花を近くに感じることで私たちの心までキレイになっていきます。毎日のちょっとした時間を大切にし、お花だけでなく、心のお手入れまでできてしまいます。

・潤った場所で花に気遣いをする

花は乾燥に弱いです。暖房の当たる場所は避け、潤った場所で保管することをおすすめします。
しかし、リビングやダイニングなど暖房が効いていることも多いですよね。友人を招くときに飾ろうと思って買った花も、その日まで状態を保てるか不安になることがあります。
そういった場合には、湿度が高めの部屋で保管をし、使うときにリビングやダイニングに移動させるという方法があります。
花が一番きれいな状態でお招きできるようにお花に気遣いしてもいいですね。乾燥に弱いということを覚えておいてください。

まとめ

一輪挿しを飾ると、部屋の雰囲気が格上げされます。自然のエネルギーや、品の良さがあり、気軽に飾ることができるまさに生きるインテリアです。
フラワーに癒されることはもちろん、テーブルセットや他のインテリアに華を添えて、お部屋の雰囲気が優雅になる・・・そんな空間演出ができるとより花のある暮らしがとても贅沢なものに。

そのためにフラワーベースはインテリア性が高く、永く使える本物を選びたいものです。例えばロイヤルコペンハーゲンのベースはシンプルなデザインで活ける花を選ばず、誰もが認めるブルーの唐草模様はラグジュアリーの象徴として、気分の高揚をもたらします。

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