アルネ ヤコブセンが愛したグリーン ロイヤル コペンハーゲンより 「グリーンフルーテッド プレイン」コレクション登場

1960年、コペンハーゲンに開業したSASロイヤルホテル*のために誕生した「グリーンフルーテッド プレイン」。アルネ ヤコブセン自らがロイヤル コペンハーゲンのアーカイブから選びぬいた静謐で美しいグリーンが現代に蘇ります。（*現在のラディソン コレクション ロイヤルホテル コペンハーゲン）

「グリーンフルーテッド プレインは、単なる“色”ではありません。アルネ ヤコブセンが追い求めた洗練の美学の静けさと調和を現代に呼び覚ます、デザインの物語です。60年以上の時を経ても変わることのないクラフツマンシップとともに、デンマークデザインの一片を再びご紹介できることを誇りに思います」と、ロイヤル コペンハーゲンのクリエイティブディレクター、ヤスパー トロン ニールセンは語ります。
1960年に開業したSASロイヤルホテルは、建築からインテリアに至るまで、アルネ ヤコブセンの美意識が細部にまで息づいた、ミッドセンチュリーのモダニズムを体現したホテルとして誕生しました。1階のフォーマルレストランも妥協を許さず、最高級の食体験を追求したヤコブセンが選んだのが、ロイヤル コペンハーゲンでした。
自然とタイムレスなデザインを愛し、植物学の愛好家としても知られるアルネ ヤコブセンが選んだのは、1775年に誕生したロイヤル コペンハーゲンのパターンNo.1「ブルーフルーテッド プレイン」。可憐な花を想わせる繊細なパターンとその洗練された佇まいは、彼の自然への美学と深く共鳴しました。そのデザインを自身の美意識により近づけるため、ヤコブセンはロイヤル コペンハーゲンが1800年代初頭に開発したソフトなグリーンを採用し、デザインを再構築したのです。

「アルネ ヤコブセンは、その先見性とモダンな美意識で知られていました。だからこそ、クラシックで伝統的なブランドであるロイヤル コペンハーゲンを選んだことは、非常に大胆な決断だったと言えるでしょう。それは、優れたクラフツマンシップへの深い敬意、そして〈グリーンフルーテッド プレイン〉がレストランのテーブルにユニークな存在感をもたらすことを見抜いていた証です。このグリーンのパターンは、今なおモダンかつエレガントな印象を与え、時代を超えて愛され続けています」と、ロイヤル コペンハーゲンのクリエイティブディレクター、ヤスパー トロン ニールセンは語ります。
ロイヤル コペンハーゲンは「グリーンフルーテッド プレイン」コレクションで、このアイコニックな物語を完結へと導きます。使用されているのは、アルネ ヤコブセン自身が選んだ穏やかで空気のように軽やかなグリーン──日常のひとときにも特別な機会にも映える、控えめながら洗練された色味です。
コレクションには、マグ、カップ＆ソーサーやプレートなど、暮らしに寄り添う8アイテムをラインアップ。爽やかな朝食からクラシックなダイニングテーブルまで、ナチュラルでありながらタイムレスな美しさと変わらぬクラフツマンシップを楽しむことができます。
なお、誕生のルーツへのオマージュとして、撮影はSASロイヤルホテル（現ラディソン コレクション ロイヤルホテル）の象徴的な〈ルーム606〉で行われ、モデルにはデンマークのスタイリスト兼デザイナー、ソフィア ローが起用されました。

「グリーンフルーテッド プレイン」は、2025年8月20日より、ロイヤル コペンハーゲン公式オンラインストア（royalcopenhagen.jp）にて、9月3日より直営店、百貨店インショップにて発売されます。