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ロイヤルクリーチャー 1stアニバーサリーイベントを開催しました

2021年に誕生した、ロイヤル コペンハーゲンの新たなコレクション、ロイヤル クリーチャー。今年9月には誕生1周年を記念し、新たな水辺のいきものたちが仲間入りしました。今回は、在日デンマーク大使館で開催したロイヤルクリーチャー 1stアニバーサリーイベントの様子をお届けします。
デンマークデザインの家具やアートが心地よく並ぶ駐日デンマーク大使館公邸。この日は特別に、ロイヤル クリーチャーがダイニングテーブルやリビングテーブルなどにセッティングされ、デニッシュデザインのインテリアとともに水辺のいきものたちがいきいきとコーディネートされました。
「ロイヤル コペンハーゲンはデンマーク人にとってDNAの一部のような存在です」と話すのは、ピーター タクソ・イェンセン駐日デンマーク大使。日本とデンマーク。両国のライフスタイルやカルチャーを知る大使は続けて、「ミニマリスティックであること、見た目が美しいことはもちろん、機能美やクラフトマンシップなど、共通点がたくさんありますね」と、両国に共通するものづくりに対する美意識が語られました。
世界的デザインデュオであるデンマーク人とイタリア人のデザインデュオ、ガムフラテージが手掛けたロイヤル クリーチャー。イベント中盤には、彼らと親交の深い「エル・デコ」ブランド・ディレクターの木田隆子さんを招き、デンマーク本社のグローバル マーケティング担当Emily Wilderとのトークが繰り広げられ、ロイヤル クリーチャー誕生秘話などが語られました。
実は、いきものが描かれたコレクションが誕生したのは、1775年から続くロイヤル コペンハーゲンのブルーの絵柄では歴史上初めてのこと。「ブランドにとって、チャレンジングなことではなかったですか?」という木田さんの質問に対し、「エレガントであったので、まったく問題はありませんでした。これまでロイヤル コペンハーゲンでは花などの植物をモチーフにしてきましたが、いきものも花も「自然」というつながりがあります。またロイヤル コペンハーゲンのトレードマークでもある「3本の波」はデンマークの3つの水域を象徴しているマークであり、ブランドにとって海はとても大切なモチーフ。そういう意味でもロイヤル クリーチャーは、新しいコレクションながら、伝統にも深く結びつくコレクションになっています」と、エミリーはクリエイティブで愛らしさに満ちたコレクションについて解説しました。
イベント後半には、東京とデンマーク・コペンハーゲンの工房をつなぎオンラインツアーを開催。ロイヤル クリーチャーが完成するまでの工程や職人によるハンドクラフトの技を紹介しました。特に、平ではないうつわ表面に絵を描く技術は、熟練したテクニックが必要で、さらにペインターたちが1点ずつハンドペイントで仕上げるため、色の濃さや線などにも絶妙な個性が宿ります。ガムフラテージによるいきものを正しく見つめて描く美意識と、職人たちのクラフトマンシップが掛け合わされて生まれるロイヤル クリーチャーは、アートピースのようなコレクションとも言えるのかもしれません。
暮らしにうるおいを与え、和みを届けてくれるようなチャーミングないきもの達が、1881年から続くブルーフルーテッド ハーフレースの絵柄のパーツをもとに構成され、描かれたロイヤル クリーチャー。単品使いはもちろんのこと、昔から続くクラシックなコレクションとコーディネートしても自然とマッチ。自分だけの組み合わせをみつけて、豊かなひとときを楽しんでみてください。

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