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ポップな色使いに心踊る! ヴィトラの新作チェアイベントに ロイヤル コペンハーゲンのテーブルウェアが使用されました。

2024年4月5日〜7日まで東京・南青山で開催されたスイスの家具メーカー・ヴィトラの新作チェア「ミカド」の日本発売イベントに、ロイヤル コペンハーゲンも協力。<ヨーロピアンダイニング>と題し、ヴィトラの新作チェアにあわせてコーラルフルーテッド ハーフレースやブルーフルーテッド プレインなどを使用したテーブルコーディネートが展示されました。

ヴィトラの新作チェア「ミカド」は、『究極に快適な椅子』をテーマに誕生したヴィトラの最新作。寄りかかることで背もたれが独立して動く仕組みで、身体が心地よくフィット。ダイニングでもソファのように心地よくくつろげる、というコンセプトから、ジャパニーズダイニングには波佐見焼のマルヒロ(写真下・右側)、そしてヨーロピアンダイニングの展示に、ロイヤル コペンハーゲンのテーブルウェア(写真下・左側)を使用いただき、ヴィトラの哲学とそれぞれのテーブルウェアブランドの世界観が融合した、ミカドの座り心地を体験できる美しい空間が完成しました。
今回のダイニングのスタイリングを担当したのは、ヴィトラ社のクリエイティブディレクターであるティル・ウェバー氏。デザインと建築の聖地ともされる「ヴィトラキャンパス」を含む世界のショールームの展示責任者を務めるティル氏は、昨年、デンマークデザインの祭典「3 days of design 2023」にて、ロイヤル コペンハーゲンと初めてのコラボレーションが実現。コーラル コレクションをメインに、コーラルとブルー、2色で遊ぶプレイフルなテーブルセッティングをディレクションいただいたご縁から、今回、日本での発売イベントでもご一緒させていただくこととなりました。

イベントでティル・ウェバー氏は、ヨーロピアンダイニングのセッティングには、従来のロイヤル コペンハーゲンの世界観を飛び出し、あえて色をたくさん使い、新しいテーブルコーディネートの表現にチャレンジしたと語ります。

「ロイヤル コペンハーゲンのテーブルウェアを使用したヨーロッパ的なスタイルのテーブルには、ブルー、コーラル、そして白という、3つのキーカラーを使用しました。カラーパレットの中心となるブルーのテーブルクロスにはコーラルとブルーの糸で刺繍がしてあるのですが、フランス・マルセイユのアーティストであるサラさん(Sarah Espeuteさん)が刺繍してデザインをしてくださいました。またコーラル コレクションのカラーにあわせて、「ミカド」もピーチやオレンジなどのコーラル系のカラーを組み合わせています。この家族は見ての通り、甘いものが大好きなんです(笑)ケーキやお菓子だけでなく、最後にお花やオレンジなどの果物を使ってアクセントカラーを加えることであえて色の規則性を崩し、たくさんの色を使い、新たな表現を追求しています」
(ティル・ウェバー氏)。
一見、難しいのでは?と思いがちな、可憐で華やかなコーラルのコレクションと、クラシカルなブルーのコレクションの組み合わせ。相反するカラーでも、背景となるテーブルクロスにブルー系を合わせ、ベースとなる色のトーンをまとめることで、カラフルながらも全体に統一感のあるコーディネートを再現できるのだそうです。

またティル氏は最後に、心が踊るダイニングをつくるヒントを教えてくれました。
「ダイニングテーブルをコーディネートするとき、私は最後に必ずお花を付け加えます。それはアクセントカラーを加える、という意味もあるのですが、たとえばお花、ときに果物を加えることで、美意識的なものを少し破ると言いますか、人工的な物の中に有機物を入れることでその規則性を壊すという意味があります。規則性をあえて壊すことで、テーブルに遊び心が生まれるんです」(ティル・ウェバー氏)。

デザインを極め、暮らしを洗練していく、という共通の哲学を持つヴィトラとロイヤル コペンハーゲン。いずれのブランドも、世界中で、家庭のダイニングテーブルのみならずおもてなしの場で愛され、愛用されてきた長い歴史があります。今回のコラボレーションで生まれた新たな世界観。来年ブランド誕生250周年を迎えるロイヤル コペンハーゲンに、引き続きご注目ください。

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